さて微力ながら自分なりに考えてみましたが、ではあなたは今後電子書籍のラノベはどういう形になっていくと思いますか?
あるいはどんなふうに進化していって欲しいと思いますか?
ノベルって言うくらいなんだから文章がメインなんだろう、という予想はつくけれど、どういう形になっていくかは分からない。
なので、どんなふうに進化していってほしいかをダラダラと書いてみる。
後から付け足すラノベ
文章だけでいい人は、文章を買う(挿絵くらいは欲しいかな)。
場面に合わせたBGMが欲しい場合は、BGMを買って付け足す。
ナレーションや登場人物の声が欲しい場合は、声のデータを買って付け足す。
特殊演出やアニメーションが欲しい人は、そのデータを買って付け足す。
点字データが欲しければ点字データを買って付け足す。
そんなふうに、後から低価格で付け足していけるようなラノベ。
というわけで、自航惑星ガデュリン声付きをおねがいします。
メリルは釘宮さんでおねがいします。
自航惑星ガデュリン〈1〉神々の巫子たち (角川文庫―スニーカー文庫)
- 作者: 羅門祐人,米田仁士
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1989/09
- メディア: 文庫
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短い間隔で配信されるラノベ
先に1冊ぶんのお金を払っておくと、以後1日ごとに最新の本文が配信される。そんなラノベ。
「小説家になろう」で感じたんだけど、毎日同じ時刻に一定量を読むのは習慣化しやすい。
それを真似て、一冊分完成してから売り出すんじゃなくて、もっと細切れで売り出そうという考え。
正直、ラノベに限らず漫画でも(単行本派なので)半年間隔をあけて新刊読むと色々忘れててつらい。
どんな話だったか思い出すために、前巻をチラ見しないといけない。
- 作者: 平野耕太
- 出版社/メーカー: 少年画報社
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二次創作リンク
読み終わったら評価順に並んだ二次創作のリンクが出る。
作家に還元されてないとか、著作権がとか、そういう問題があるのもわかる。
わかるけど、面白いものは面白い。面白いから仕方ない。
あと、明示的に二次創作が表示されてると、二次創作可能作品なんだとすぐわかるのもいいかな……と。
- 出版社/メーカー: 苺坊主
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ミステリーや推理物の注釈システム
推理物を前後半に分けて売り出して、読者に考察を書いてもらう。
考察には引用を義務付ける。
別の人が前半を読み終わると、文に考察の注釈が出現する、っていうシステム。
推理作品には便利だし、盛り上がるんじゃないかなと思ったり思わなかったり。
ひぐらしのなく頃に ?鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し編?[同人PCソフト]
- 出版社/メーカー: 07th Expansion
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選択肢はいらない
選ぶのがめんどくさくて(たいてい片方は行き止まり)、個人的に嫌いだから。
あと、片っ端から試したいタイプなので同じ文章を何度も読むハメになってイライラする。
こんな感じかなぁ。
基本的には文字データ+表紙絵&挿絵で続いていくんじゃないかなと思います。