くじびき勇者さま(7)を読み終わった

 中断して他の本読んでたせいで、読み終わるまで時間がかかった。

 放水車やら火炎放射器、機械式ガトリングガン、車、鉄道、飛行機まで、短期間のうちにこれだけ進歩したら反技術革新のテロとかおきてもおかしくない。
長く続いてきた旧来の仕事が突然消滅してしまうんだからなぁ。
正直7巻のスピードで技術革新が続くと、すぐにSFになりそう。

 もう一つ、気になったのはあとがきの話。

 一説によると現在知り得る限りでもっとも究極的な民主政治は、選挙でも話し合いでもなく、すべての議員や大臣をくじびきで決めることらしいわ。
これならお金持ちばかりが議員になることも、多数与党だけが数の論理だけで強権政治を行なうこともできないものね。
くじで選ばれた人に問題があったら、その時は罷免すれば済むし……。

 まぁ……今の、変な思想の党、あの先生は味方や敵やうんらたやの派閥、不要な関係の多い子供のおままごとみたいな政治ではなぁ。
しかし、くじで決めても法律を知らない人が増えて、混乱するだけなんじゃないだろうか。
やっぱりある程度年齢で区切るとかしないとだめでしょうねぇ。

 ……いやまぁ今の政治家の何人が法律に詳しいかっていえばゴニョゴニョな感じでしょうが…。